読書録 その2 『チーズはどこへ消えた?』

どうも。EGK太です。
前回は『嫌われる勇気』についてフルパワーでおすすめしましたが、正直あの本って難しいと思う人もたくさんいると思うんですよね…
現に、家族におすすめしたら「難しくてよくわからん」って言われました笑
そこでおすすめしたいのが、この「チーズはどこへ消えた?」を含めたスペンサー・ジョンソンの4冊。
個人的には「プレゼント」が一番好きですが、読書録には自分が読んだ順で残しておこうと思います。
4冊とも100ページくらいで、読もうと思えばそれぞれ1時間で読めちゃいます。
しかも物語形式で書かれているので、普段読書をしない人にも読みやすい作品だと思います。
これらの本にはアドラーのことなんてこれっぽっちも言及していませんが、共通するマインドがたくさん書いてあります。
個人的には4冊全部合わせるとアドラーとほぼ同じ考え方になると考えています。
(自分が感じた)本作で強調されている重要なポイントは以下の2つ。
①変化を恐れず、変化を楽しむこと
②事実をありのままに受け止めること
①変化を恐れず、変化を楽しむ
これって書籍の中では簡単に言ってますけど、かなり難しいことですよね。
しかも、変われば成功するという保証があるわけでもない。
だから積極的に自分を変えようとする人なんてなかなかいません。
なにより怖いし、現代社会なら自分を変えなくても大体なんとかなるんだもの。
でも、その上でこの本は言います。
「変わらなければ破滅することになる」と。
②事実をありのままに受け止めること
この本の物語は小人の2人が大切に食べていたチーズが忽然と消えてしまったことから始まります。
個人的にはちょっと無理がある話だと思うんですが、このチーズは消える前兆がちゃんとあったらしいです。
(ネズミはそれを察知できているので。)
ここで言えることは、自分の思い入れや手に入れるまでの努力の量に関わらず、なくなるものはなくなるということを受け入れなければなりません。
どれだけ思い出があってたとしても過大評価をせず、逆に過小評価もするべきではないということです。
自分は全く詳しくありませんが、「One Piece」のメリー号とのお別れを決断したルフィはまさにこの勇気があったんだと思います。
ということで今日の記録はここまで!
ほとんど要点は解説しちゃった気がしますが、ここまで読んで内容が気になってきた人は一読することをおすすめします。
(かなり有名な本なので、中古本でもたくさん流通してると思います。)
それじゃ、またね!!