「手段」を「目的」にすんな!
どうも。EGK太です。
今日は珍しくお説教回です笑
最初にことわっておきますが、別に嫌なことがあったわけではありません笑
ただ、最近よく「手段」を「目的」にしていることをよく見る気がするので、ちょっと書いてみたくなりました。
別に「悪いからやめろ」とかそういう話ではなく、「ちゃんと自分の目的を理解したうえでやれ!」って話です。
自分がつっこみたいのはこういう話です。
①「管理職の××%以上を◯年後までに女性にしろ!!」
②「SDGsを導入しろ!!」
③「エリートがよくやってる習慣を真似しろ!!」
アホか笑
別に①〜③の手段が絶対に間違っているとは言いません。ただ、このいずれにしても目的が本来あるべきところからずれていることが多すぎるということです。
下手すると①なんかはひどい誤解をされそうですけど、別に軽視していいなんて微塵も思ってませんからね。
近年は男性とか女性とかLGBTQとかに関わらず、誰にでも求められる物やサービスが求められる時代です。
だから性別なんて気にしてる場合じゃないって話です。1人の人間に売れればそれでいいんです。
第一、「女性を管理職にすること」や「SDGsを導入すること」の本当の目的は株主や世間へのアピールがほとんどじゃないですか??
だから、仮にそれらをやったとしても企業の得られる利益が増える保証なんてどこにもないし、利益が増えないことを嘆くことほど愚かなことはないと思います。
もし成功したとしても原因は他にあります。例えば①なんかの(間接的な)原因は「女性管理職が増えたこと」なんでしょうけど、直接的な原因は「女性目線で物やサービスの開発ができたこと」ですからね。
だから極論を言えば女性が管理職になる必要もないし、なんなら男性だけの組織でも「女性目線で物やサービスの開発」ができればそれで済んでしまう話ですからね。
もちろん傾向の話はありますよ。そりゃあ女性が作ったほうが女性の喜ぶ物やサービスは開発しやすいだろうし、スピードも断然早く、低コストでできると思います。
そもそも組織の風潮とかに問題があるところにこういうことをいうのは酷な話かもしれないので、①とか②が有効に働く組織も多かれ少なかれあるんでしょうね…
ただ③だけはちょっと微妙なところがあるんですよね…
これはいずれ読書録でも書こうと思っていることですけど、成功した人や歴史上の人物がやっていた習慣だからなんだって話です。
確かに余計なことに時間を使うのをやめれば、逆算的に有意義なことに時間を使うことはできるでしょう。
でも、偉人や成功者の習慣を真似するだけで上手くいくほど人生は単純ではないことも確かです。
Appleの故スティーブ・ジョブズの服選びの習慣とかはよく言われますが、あれはちゃんと「服選びにかける時間と決断力を削減する」という目的あってこその習慣です。
その外面を真似すれば確かに使える時間は増えるかもしれませんが、本質がわかっていなければきっと同じようなこと(お昼ご飯の弁当選びとか)に応用ができません。
ちゃんと自分(または組織)のやりたいことの目的を見定め、それを達成するにはどのような手段がよいかを主体的に考えることが今の世の中を生きていく上で大切なことだと思います。
それじゃ、今日はここまで!
またね!!