そこにそんな広告掲載していいの?!!

つい先日、驚くべき広告を見つけてしまった。
具体的な社名や内容は伏せるが、とにかく「そこにそんな広告掲載していいの?!!」と衝撃を受けたのだ。
広告している内容自体は至って普通なのだが、その場所と組み合わさることで「ホントに掲載していいの?!」となるのだ。
これだけでは読んでいる人にはよくわからないと思うので、「ガソリンスタンドに電気自動車の広告が掲載されていた」みたいな話だと思ってくれればいい。
要は「その広告の目的が達成されちゃうと、掲載を許可した側が困らない???」というものだ。
もし電気自動車が売れちゃったらガソリンスタンドの売上は確実に減る。にも関わらず、広告は何食わぬ顔で掲載されている。
こういうとき、自分は無意識にいろんなことを想像を膨らませてしまう。
まず、「ここにこの広告掲載しようぜwww」って言い出したやつの頭のネジは外れてると思うし、「掲載していいよーwww」って許可したやつの正気も疑いたくなる。
もしかしたら許可した側は「そんな広告通用するわけないだろwwwやれるもんならやwっwてwみwな(←大和田常務)」と内心では思ってるかもしれない。
それなら許可した側はかなり性格が悪い。広告主からお金さえもらえればなんでも掲載していいと思ってるのか???
いや、そう考えると逆もありえるな。「資金繰りが苦しいから、仕方ないけどこんな広告でも掲載しておくか…」や「広告スペースが空いてるとこのスペースに人気がないと思われるから、癪だけど掲載しておくか…」という切実なパターンだ。
それなら許可した側にも同情できる。確かにネットで広告を出すよりも看板で広告を出す方がコスパは悪そうだ。
で、この話で何が言いたいのかというと、「表面上で見えているものだけでは本人の意志まで知ることはできない」という話だ。
つべこべと自分の推論を並べてみたが、どちらもあり得そうなだけで全く真実だとは思っていない。
もしかしたら、インターネットで調べれば「許可した側は資金繰りには困ってなかった」とか、「2社は実はグループ会社だった」とか、そういう背景事情も出てくるかもしれない。
だけど、そんな背景があったとしても全く違う理由でこの広告を掲載することが決まった可能性もある。
人間誰しもそうだと思うが、ごもっともな答えを見つけるとそこで思考を止めがちだ。ニュースやSNSでは誰かがそれっぽい理由で悪者にされるのも珍しくない。
そんな時代だからこそ、「理屈と膏薬は何処にでもくっつく」という言葉を忘れてはいけないと思う。
だからというわけではないが、自分は他者を一方的に責めたり、極力悪口を言わないように常に心がけている。きっと誰しもが自分が正しいと思っているんだから。
まあ、それはそれとして、こういう因果関係を想像するだけなら誰も傷つけないし、楽しいからやめられないんですけどね笑笑