感想 「ルックバック」
どうも。
今日は有給を使って映画「ルックバック」を見てきました。
結論からいうと、ぼろぼろに泣きました。
こんなに映画で泣いたのは久しぶりです笑
ぜひ見たことのない人には劇場で見てほしいので、極力ネタバレなしで感想を書こうと思います。
藤本タツキ先生の作品を初めて読んだのはTwitterで公開直後に話題になってた「さよなら絵梨」で、その後「チェンソーマン」がアニメ化された後にジャンプ+のアプリで原作最新話まで読んで、現在進行形で楽しませてもらってます。
(ところで、普通にジャンプ+のアプリってあれでも儲かるビジネスモデルなのおかしくない…??初回限定とはいえ、無料で全話読めるのはこの世のバグとしか思えん…)
今回見てきた「ルックバック」もジャンプ+で冒頭だけ公開されていたので、そこだけ読んでから映画を見ました。
そしたら、読んでた冒頭部分だけでも泣けてくるんですよ。
なんでだろうね。自分の好きなことにひたむきに取り組むことの素晴らしさというか、自分の努力が誰かの役に立ったことを知った時の達成感というか、それをリアルに描写した表現が自分には刺さったんだと思います。
自分は歌うことが一番好きですが、学生時代を思い返してみると、自分も美術部で油絵を描いていたり、ソロキャンプ中に水彩色鉛筆で絵を描いたりしていたので、絵を描くことはそれなりに好きだったんだと思います。
ただ、自分はなまじっか勉強ができたせいでそういう芸術系の仕事に就きたいとは思わなかったんですよね。
おそらく、自分は「好きなことを仕事にすること」よりも「世間から称賛されるような仕事をすること」に魅力を感じていたんだと思います。
そうでもなければ得意意識の全くなかった理系を選んで、大学の工学部に進学なんてしていなかったと思います笑
学生時代にこの映画を見ていたら自分の人生も変わってたのかなあ…
一方で自分の可能性を誰かに否定されるのが怖くて、それらと真剣に向き合えなかったというのも事実だと思います。
個人で楽しむ分には趣味として取り組めるのが芸術分野の素晴らしい一面でもありますが、それを仕事にするのであれば、どうしても他人よりも秀でた作品を生み出さないといけないのが芸術分野の厳しい一面だと思います。
ただ、この映画に登場しているキャラクターたちはそんなことは全く気にしません。ただひたすらに自分の好きなことと向き合い、さらによい作品を生み出すために切磋琢磨する。
そんな生き様が自分には眩しく、美しく見えました。
そういう生き方への憧れがまだ捨てられず、26歳にもなって初めてYouTubeに弾き語り動画を投稿してみたり、ブログで文章を書いてみたりしています。いずれは絵の練習もしてみようかなあ。
自分の才能というか、可能性と向き合うことは正直今でも怖いですが、「このまま人生を終わったらおそらく後悔するな」という思い一つで活動しています。
話が大分それましたが、この作品は行間の描き方が特に素晴らしいと思います。
映画を見終わってから原作を読みましたが、コマ数が思ったよりも少なくて驚きました。
映画の方が行間の描写があるおかげで物語の魅力が2倍くらい倍増してると感じました。
もちろん藤本先生の作品特有の大胆なコマ割りやキャラクターの繊細な表情、変わってなさそうで変わっているコマの描写も大好きですが、それを補って余りあるくらい映画の描写が魅力的でした。
それに音楽もよかったですねえ。
家に帰ってからサウンドトラックも聴きましたが、めっちゃいい。
「素晴らしい漫画原作」に「素晴らしい演出」を加えて「素晴らしい音楽」を流したらそりゃ名作になるでしょ!!って感じです。
Twitterにも書きましたが、この作品を生み出してくれたすべてのクリエイターの皆様に感謝を申し上げたいです。本当にこんなに素晴らしい作品に出会えてよかったです。
「ルックバック」と一緒に「藤本タツキ短編集 17-21」と「藤本タツキ短編集 22-26」も買ってきました。明日から1作品ずつ読ませていただきます。
いやー、今日はいい休日だった。
それじゃ、またね!
